全道決勝 北照に惜敗

晴天の連休中ということもあってか、円山球場は

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夏の大会のような長蛇の列。

決勝戦の相手は、

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優勝候補筆頭の北照高校。

駒大苫小牧の先発は、15番ながら大黒柱の

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吉尾君。

3回まで1点ずつ3点を許した駒大苫小牧は、3回裏、伊藤君が

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バント安打で出塁。二死2塁から1番の若松君が

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レフトへ弾丸ライナーでツーラン。

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3対2となり、4試合連続での逆転勝ちのはじまりか?

5回表、北照は、一死から五十嵐君、吉田君の長短打で1点追加、4対2。

その裏、駒大苫小牧は、中前打の吉尾君が藤田君のスリーバントと捕逸で一死3塁に進み、前打席本塁打の若松君が

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三塁キャンバスに当たるタイムリーで1点差。さらに二死2塁から小山君が

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左中間にタイムリーツーベースで同点。

終盤の粘りに期待が膨らむものの、7回8回と出塁した先頭打者を一発で送った北照が7回は1点、8回は2点と駒大苫小牧を引き離していく。

駒大苫小牧は、8回裏、中川君の

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二塁打から1点を返し2点差に戻すが、北照の総合力に及ばず。

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悔しい準優勝となり、センバツは

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北照の明治神宮大会優勝を待つこととなりました。

それでも、秋の段階でここまでの好守と打のチームになるとはびっくり。きょうの守備では三塁手の小山君が特にすばらしかったですね。三塁手といえば、北照の西谷君がピンチのツーボールのたびに大串君に走り寄って声をかけていたのも印象的です。そして毎試合そうですが、駒大苫小牧は伝令の鎌田君の走りも良かった。

冬の間に自分たちの強みを確認して、甲子園に行っても対戦校を「たいしたことねえべ」と普通に思えるほどに、その強みを磨いてもらえればと、試合がおわったばかりの監督・コーチ・選手たちには大変申し訳ありませんが、さらなる期待をしています。

“全道決勝 北照に惜敗”へのコメント

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Posted by tomo at 12/10/08

応援おつかれさまでした。
本当に残念でしたが北照強かったです。
問題の落球のシーンですが私はルールを知らなかったので、一度しっかりとったあと落としたという判定で納得してたのですが、あとで調べると捕球して投げる態勢に入ったときに落としたのであれば「捕球」でそれ以外の衝撃で落とした場合は「落球」なんですね。この判定はそのあとの審判の行動も含めて残念でした。
吉尾くんは疲れがピーク超えてたと思うのですがTVからの視点ではいいストレート投げますね。スプリットも結構落差がありこれから楽しみな投手だと思いました。
大串くんに対する若松・伊藤の1年生コンビの打撃。素晴らしかったですね。層の厚さでは駒苫という印象でした。ただ北照のクリーンアップの雰囲気はすごかったですね。明治神宮期待したいです。

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Posted by imaimaima at 12/10/08

tomo さん、いつもありがとうございます。
 5回の高橋一真君の打球に対する本人のコメントや、試合を振り返って「リードされる展開でもここまで来られた。気持ちの強い人間がそろっていると感じた」(報知)など、彼の精神的成長はすばらしいです。
 2塁送球時にスタンドがうなる強肩だけでなく、ピッチャーに対し「俺が全部止める」とブルペンで言っていた言葉通り、太田君、石井君、吉尾君の7試合すべての球を前に止めていました。
 そのキャッチャーや、ショート、センター、ライトも含め、層の厚さゆえ全てのポジションでこれからさらに激しい競争があるでしょうから、また春にどんな姿を見せてくれるのか楽しみです。
 北照は大串君のピッチングも、横浜高校から学んだという二塁での8メートルの第2リードからの走塁も見事でした。そういう観戦しているだけではわからない記事を書いてくれた毎日新聞さんにも感謝です。

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Posted by kata at 12/10/08

リポートありがとうございます。
残念でした、ホントに。リポートを見ると、右バッターが活躍したようですね。
左バッター(ですよね)の桑田君や青木君が大串君にてこずったのでしょうかね。
でも結果をみてくると、佐々木監督の指導力もあがってきたように思われますし、
来年の夏は期待できそうですね。冬、春と練習を積んで、頑張ってほしいものです。

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Posted by imaimaima at 12/10/09

kata さん、いつもコメントありがとうございます。
 桑田君は4打席中3打席が先頭打者でしたから、走者がいる場面であればまた変わったかもしれませんね。
 仰るとおりスタメンでもう一人の左打者の青木君は、2打数1安打2四球です。
 右バッターも、膝元の変化球などの対応は難しそうでした。
 佐々木監督は、ファースト、セカンド、レフトの選手を併用して競わせながらしっかり勝ち上がってきましたし、去年の夏の準優勝は達成感もあった準優勝のようですが、今回の準優勝は悔しさだけが残るといっても過言ではない準優勝でしょうから、この敗戦を必ずや糧にしてくれることと思います。

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