駒澤の遺伝子を伝えてくれた3年生、ありがとう

南北海道大会が終わって一週間。
新チーム内での競争がすでに始まっていることでしょう。

昨年秋の大会をみたときは、1年生主体ということもあり「打てないなぁ」というか、ひ弱な感じは否めませんでした。

それが、冬を越えてかなりたくましくなり、中押しが課題かなぁと思っていたら、下川原駿くんの浦河戦で完璧なゲーム運びを見せてくれ、計算できる投手陣にチャンスにつながる打線で、札幌南の大間くんを攻略したときは甲子園確実だなと思ってしまいました。
(札幌第一が大間くんにきりきり舞いにされていたのを見ていたせいもあるでしょうが)

北海戦は、序盤でバントが決まらず、北海の堅守の前に苦戦でしたが、最終回に見事な攻撃をみせてもらいました。結果は残念でしたが、3年生が4人とも出られてよかった。

いまの3年生は、入部してきたときでさえ9名だったかで、他の高校に進むという選択肢もあったはずなのに、駒澤を選んでくれてありがとう。

特に北海戦の9回裏の粘りは、あなたたちが感動して見ていた駒澤を彷彿させるものでした。あなたたちと悔しさを共有した1,2年生にしっかりと駒澤の遺伝子を引き継いでくれたように思います。

夏休み、今までお世話になった方々にお礼に行ってから、残りの高校生活、その次の世界へと向けていろいろなことを経験してください。

最後に著書「非常識」にもある興南・我喜屋監督の言葉をおくります。
『野球の試合は9回のウラオモテで終わるけど、人生のスコアボードは生きている限り永遠に続くよ』

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